さっくり
さっくり異読 サックリ
副詞副詞-と動詞-サ変
標準
lightly
文例 · 用例
麻は冷たい、さっくりとして膚にも着かず、肩肱は凜々しく武張ったが、中背で痩せたのが、薄ら寒そうな扮装、襟を引合わせているので物優しいのに、細面で色が白い。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
がばと、またさっくりと、見覚えた岩も見ゆる。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
天窓がはっと二つに分れた、西瓜をさっくり切ったよう。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
光沢のある、長い安寿の髪が、鋭い鎌の一掻きにさっくり切れた。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
さっくり、 さくさく、 さっくり。
— THE TALE OF PETER RABBIT 『あなうさピーターのはなし』 青空文庫
――多計代は、もちろん結局妥協するしかないのを知っているが、夫――佐々の微温的態度もはがゆし、佃のさっくりしない心持も不快、自分が本気になれない焦立たしさも蟠っていて、ともすると小競合が、佃との間に再燃しそうになった。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
料理には特に巧みで、粗末な材料からどんな高価なものかと思わせるような物をよく拵えた、或るとき茶菓子に団子を作った、さっくりと歯あたりの軽い、鄙びた珍らしい味で、平之丞なども皿を代えて喰べた。
— 墨丸 『日本婦道記』 青空文庫
完全には忘れないまでも、さっくりと鋭く心を切り裂くような鮮明さとともにすべてを思い出すことは、やがて不可能になるかもしれない、と邦子は覚悟した。
— 片岡義男 『夏と少年の短篇』 青空文庫
作例 · 標準
焼きたてのパンは表面がさっくり、中はふんわりとしている。
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クッキーがさっくりと焼き上がり、香ばしい匂いが部屋に満ちた。
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さっくりとした食感のフライドチキンは、子供たちに大人気だ。
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標準
(breaking apart) easily
作例 · 標準
この生地はハサミでさっくり切れるので、縫い物初心者にも扱いやすい。
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庭の草木をさっくりと剪定して、すっきりさせた。
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彼は難しい問題をさっくりと解決して見せた。
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