ファンタスティック
ファンタスティック
形容動詞頻度ランク #35579 · 青空 13 例
標準
fantastic
文例 · 用例
少しふざけ過ぎたようであまり愉快なものではないが、しかし、これなども映画で見ればこそ、それほどの悪趣味には感ぜられないで、一種のファンタスティックな気分をよび起こされることもできなくはない。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
そういうファンタスティックな力で、好んで人間の高く勁く燃ゆる精神の活動について話すのであったが、問題が実際に起ると、その同じ母が信じられぬほどの理由ない卑屈さや小さい打算や卑俗さによって頸根っこをつかまれたように言動し、而もそれに賛成しない良人や子等に対して我執をはりとおすのであった。
— 宮本百合子 『鈍・根・録』 青空文庫
小雨を降らせて通り過ぎる真黒な雲のぱつくりと開けた巨きな口のファンタスティックな裂目から、月は彼等を冷え冷えと照して居た。
— 或は病める薔薇 『田園の憂欝』 青空文庫
現実に就いてのファンタスティックな表象である処の文学的な表象乃至イメージを利用して、この文学的表象乃至イメージをそのまま哲学的論理的概念にまで仕立てたものが之である。
— ――現代日本に於ける日本主義・ファシズム・自由主義・思想の批判 『日本イデオロギー論』 青空文庫
極端な場合には表徴となりファンタスティックなイメージとなる。
— 戸坂潤 『思想としての文学』 青空文庫
想像力と示唆能力とが、科学の創造的な積極性の観念上の条件になっていることは、歴史にその例を事欠かないが、併し光は神であるというような象徴的物理学や、友愛的親和力で片づけるようなファンタスティックな化学などは、もはや(或いはまだ)科学ではあるまい。
— 戸坂潤 『思想としての文学』 青空文庫
彼方の水平線は常に蒸気が湧き不明瞭だったが、未知の木性羊歯、蘇鉄、鱗木、封印木からなる大ジャングルが都市の外に広がり、移ろう蒸気の中、悪ふざけのように群葉が波打つファンタスティックな様を見ることができた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
この後者についていうと、初期の飛行は期待に背くものだったが、なんともファンタスティックで目を欺くような極地の蜃気楼の華麗な実例を見せてくれた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『狂気の山脈にて』 青空文庫
作例 · 標準
試合終了間際、彼が決めた逆転ゴールは本当にファンタスティックだった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
山頂から見下ろす雲海の景色は、言葉を失うほどファンタスティックだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「君のアイディアはファンタスティックだよ!」と上司に褒められた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview