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段通

だんつう
名詞
1
標準
文例 · 用例
非常に神經質で、如何かすると恐ろしく不機嫌になり勝ちな八歳の行夫は、私を見付けると「パパ」と大きな聲を出して、普段通りその日出遇つた珍談を聞かさうとするやうだつたが、私を見るといきなり少し詰るやうな顏付きをして、「パパは今日東京に歸るの」と云つた。
有島武郎 小さき影 青空文庫
彼は、あなたが見た限り、普段通りの服装だった。
THE MAN WITH THE TWISTED LIP 唇のねじれた男 青空文庫
段通りの声でしゃべっている――多少弱々しいかもしれないが、聞き慣れた声だ。
THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 瀕死の探偵 青空文庫
当夜は普段通り馬の教練と水飲みを終えて、九時には厩舎を閉めている。
SILVER BLAZE シルヴァブレイズ 青空文庫
景気の好いのは君の事だ」 彼の新調はどこかのデパートメント・ストアの窓硝子の中に飾ってある三つ揃に括りつけてあった正札を見つけて、その価段通りのものを彼が注文して拵えたのであった。
夏目漱石 明暗 青空文庫
それに、あすこのうちの女中は大変上手に段通を織るつてことだよ。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
「お宅様の女中さん方はまた、大層上手に段通をお織りだといふお話を承はつてをりますが。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫
談話は忽ち段通のことから胡瓜漬や乾梨のことに移つた。
VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI ディカーニカ近郷夜話 後篇 青空文庫