柿もぎ
かきもぎ
名詞
標準
文例 · 用例
Sさん一家族みんなで柿もぎに来た、子供はうるさいね、裏畑の柿をもぐべく、近所の娘さんが二人連れで来た、ナツメを下さいといふ、サア/\おとりなさい、いんぎんに礼をいつて行つた、若い女性はやつぱりわるくないな。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
J夫人が子供を連れて柿もぎに来た、子供はうるさい、柿の落葉よりも。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
Jさんの妻君がいつものやうに子供多勢ひきつれて柿もぎに来た、子供はやつぱりうるさい、柿はしづかなのに。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
柿もぎにきたS家の子供がやたらに花をむしる、それをSがむやみにむしるなと叱る、しかしS自身が花をむしつてゐるのだ、彼はそれを花瓶に活けるではないか!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
Sさん母子が乳母車を押して柿もぎに来た、柿は日本家庭的なものを持つ木の実である。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
柿をもぐ人がちらほら、Jさんも柿もぎにきた、そして熟柿をくれた、あゝ熟柿!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
柿もぎにJさんの妻君が子供を連れて、近所のおかみさんといつしよに来た。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
Jさんの子供が柿もぎに来た、今年はこゝの柿はあまりなつてゐない、よそのはたくさんなつてゐるのに。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫