徃生
徃生
名詞
標準
文例 · 用例
どうせ畳の上では徃生のできない山頭火ですね、と私は時々自問自答する、それが私の性情で、そして私の宿命かも知れない!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
ちよつと街まで出かける、心臓の弱さがハツキリ解る、ぽつくり徃生こそ望ましい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
現在の私に望ましいものがあるとするならば、それはころり徃生だ。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
□頓死――ころり徃生。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
午後、また出かけて駅までゆく、いろ/\の用事を思ひだして山口へ、そして鈴木さんを訪ねる、頼む事は頼んで、御馳走を頂戴した、帰途湯田で入浴、温泉にひたつてゐる心持は徃生安楽国だ!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
アルコール中毒、そして狭心症、どうもこれが私の死病らしい、脳溢血でころり徃生したいのが私の念願であるが、それを強要するのは我儘だ、あまり贅沢は申さぬものである。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
去年は肺炎、今年は狭心症、来年は脳溢血か、――希くはころり徃生であらんことを。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
天下泰平、徃生安楽国、ムニヤムニヤアーメン。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫