生まれてから
うまれてから
表現
標準
since one was born
文例 · 用例
生まれてから七、八十歳で死ぬまで一度も風邪を引かないような人があったら、はたが迷惑かもしれない。
— 寺田寅彦 『変った話』 青空文庫
生まれてから一度も寝たことのない衾や蒲団の柔か味が、却ってかれに異様の肌障りをあたえて、ふわふわと宙に浮いているような一種の不安を感じさせた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
生まれてからまだ一度も踏まなかった道。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
松吉も杉作も、生まれてからまだ一ども、床屋でかみをかってもらったことはありませんでした。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
毎日葬式や命日というような儀式は見慣れてきてはいたけれども、自分の家から死者の出たのは、園が生まれてから始めてのことなので、よけいそうした感じが起らないのかもしれなかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
生まれてからまだ二十日ばかりの子山羊を、昼間|川上へつれていって、こん虫を追っかけているうち、つい忘れてきてしまったのだ。
— 新美南吉 『川』 青空文庫
そこで牢に入ってからは、今まで得がたかった食が、ほとんど天から授けられるように、働かずに得られるのに驚いて、生まれてから知らぬ満足を覚えたのである。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
生まれてから一番の調子です。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
作例 · 標準
例句