聞老
もんろう
名詞
標準
文例 · 用例
イソノタチハキとは何の事か知らぬが、『奥羽観跡聞老誌』九に、気仙郡五葉嶽の山王神は猴を使物とす、毎年六月十五日、猴集って登山しその社を拝む、内に三尺ばかりの古猴一刀を佩びて登り、不浄参詣は必ずその刀を振って追う、人これを怪しむと出づ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
『奥羽観跡聞老志』九に五葉山の山王神は猴を使物として毎年六月十五日猴集まって登山すとあり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
張華の『博物志』三に〈蜀山の南高山上に物あり、という、一名馬化、同じく道を行く婦人に、好き者あればすなわちこれを盗みて以て去る〉、『奥羽観跡聞老志』四に、駒岳の神は、昔馬首獣の者生まれ、父母怖れて棄つると猴が葛の葉を食わせて育てた、死後この神と成ったと出づ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
この曲を舞う時、舞人甲に鼠の形を付け、上の装束も鳶色の紗に色糸で鼠を幾つもあまた縫い付くるなり(『奥羽観跡聞老志』九。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
奥羽観蹟聞老志に、新地村の中に農家あリ、貝塚居といふ。
— 土蜘蛛研究 『手長と足長』 青空文庫
「遠州奇聞老人報告」の地方の如きその最も著しいもので大正六年の調査によるに、部落外との結婚数四百五十二件を計上している。
— 喜田貞吉 『特殊部落と通婚問題』 青空文庫