橋頭堡
きょうとうほ異読 きょうとうほう
名詞
標準
bridgehead
文例 · 用例
左翼ファウルエリアの家が、もう一歩踏みだせば、陸上グラウンドに橋頭堡を築けるが、急な斜面と金網が、その侵攻をかろうじて阻止している。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
ITOSが火をつけたオフィスコンピューター事業の危機を乗り切るために石井善昭が陣頭指揮を取る一方で、情報処理企画室計画部長、浜田俊三は、アストラでアメリカ市場に橋頭堡を築こうと奮闘していた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
だがIBMがこの市場に参入してきたように、本家のコンピューター部隊が急成長を遂げる分野に橋頭堡を築こうと考えることは、ごくごく自然な成り行きだった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
しかし、かかるかたちにおいて、一つの橋頭堡を、われらの永い文化の闘いにおいて、かちえたことは、現段階の酷薄な情勢のなかにあっては、一つの前進であり、記念すべき、勝利への第一歩であるというべきである。
— 中井正一 『図書館法ついに通過せり』 青空文庫
海兵隊と航空隊の先遣部隊が、ヨコヘイマに橋頭堡をつくり、臨戦配備について緊張していた二日目の夜、特派員のクラブへ頭に色小布をつけた漫画のベティにそっくりのモースーメがとびこんできて、ある種の大安売を演じ、日本人にたいする好印象を滅茶滅茶にしてしまった。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
そして、ここに彼が、戦略上の一つの橋頭堡を目企むにいたったのも、要は、さきに四散した残党たちの結集を図るにあった。
— 世の辻の帖 『私本太平記』 青空文庫
でも彼は、作戦上、ここを橋頭堡の地と選んだが、四天王寺の輪奐は、兵火の外におきたいものと考える。
— 世の辻の帖 『私本太平記』 青空文庫
だが、立場をかえていえば、新田勢を中心とする官軍方のこの迅速な巻きかえしは、まったく義貞の捨て身な勇が人の予想をこえていたもので――彼は箱根、足柄で舐めた不覚な教訓をここに生かし――敵の橋頭堡ともいえる三井寺を攻めつぶすやいな、まだその炎もさかんなうちに、「この勢いで、洛中へ突きすすめ!
— 風花帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
橋頭堡の確保は、軍隊の前進にとって極めて重要だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
部隊は渡河を確保するために橋頭堡を築いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この戦略的な地点は、重要な橋頭堡として機能した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite