大法
だいほう
名詞
標準
great teachings (of the Buddha)
文例 · 用例
お前は私を龍宮へ連れて行くなどと大法螺を吹いて、私と對等の附合ひをしようとたくらんでゐるらしいが、もういい、私には何もかもよくわかつてゐるのだから、あまり惡あがきしないでさつさと海の底のお前の住居へ歸れ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
白樺や五葉松は、制裁もなければ、保護もなく、永えに静粛に、そして厳格に、造化の大法を、寸分容赦なく行ってゆくように、この自然の王国から、定まれる寿命を召されて、根こそぎに、谷の中にたわいなく倒れている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
有る處にはあり餘つて無い處にはないといふのは、智慧や黄金に限らず、勝景や温泉に限らぬ自然の大法則であるらしい。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
紫綾の大法衣、 逆光線に流れしめ、六道いまは分るらん、 あるじの徳を讃へけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
廷珸は大喜びで、天下一品、価値|万金なんどと大法螺を吹立て、かねて好事で鳴っている徐六岳という大紳に売付けにかかった。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
ジュリアンの「ほんとうの話」の大法螺でも、夢想兵衛の「夢物語」でも、ウェルズの未来記の種類でも、みんなそういうものである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
科学的な知識などは一つも持ち合わせなくても大政治家大法律家になれるし、大臣局長にも代議士にもなりうるという時代が到来した。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
宇宙の大法則に引きずられて彼は今こゝに衆人の冷たい顧眄を慕うて来た。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
作例 · 標準
高僧は山にこもり、悟りを開くために仏の大法を修めた。
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大法を授かるための儀式は、厳かな雰囲気の中で執り行われた。
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その経典には、衆生を救うための深遠な大法が記されている。
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標準
teachings of the Mahayana
作例 · 標準
大乗仏教の精髄である大法は、自己の救済だけでなく他者の救済も説く。
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その寺院では、古くから伝わる大法の講義が定期的に開かれている。
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学僧たちは、大法の真理を理解しようと日々研鑽を積んでいた。
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標準
most important ritual (in esoteric Buddhism)
作例 · 標準
国家の安寧を祈念して、宮中で密教の大法が執り行われた。
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その大法は秘儀とされており、限られた修行者のみが参加を許される。
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七日七晩にわたる大法が終わり、寺には静寂が戻った。
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