馳騁
ちてい
名詞
標準
文例 · 用例
若し今事の伝ふべきを伝へ畢つて、言讚評に亘ることを敢てしたならば、是は想像の馳騁、主観の放肆を免れざる事となるであらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
己が始て行った晩には、どうするだろう」空想は縦横に馳騁して、底止する所を知らない。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
そこでその先生が思想を馳騁して、1790宇宙の物のあらゆる栄誉をあなたの頭銜に持って来るのです。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫
彼は檻中の虎なり、その夢は荒山、莽野の中に馳騁すといえども、身は自由ならず。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫