笑止千万
しょうしせんばん
形容動詞名詞
標準
highly ridiculous
文例 · 用例
かなわぬ恋の仕返しに金内殿をいじめるとは、憎さが余って笑止千万!
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
初めいくらか不平に見えた配達夫も、しまいには京子ののん気さをにやにや笑いながら、それでも役目で仕方なく、笑止千万な手紙を返附配達して来るのだった。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
そんな順平を山菓子盗りは哀れにも笑止千万にも思い、河豚料理で人を殺した位で死刑になってたまるものか、悪く行って過失致死罪……という前例も余り聴かぬから、結局はお前の主人が営業停止をくらう位が関の山だろうと慰めてくれ、今はこの人が何よりの頼りだった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
そんな順平を山菓子盗りは哀れにも笑止千万にも思い、河豚料理で人を殺した位でそうなってたまるものか、悪く行って過失致死罪……という前例も余り聴かぬから、結局はお前の主人が営業停止をくらう位が関の山だろうと慰めてくれ、今はこの人が何よりの頼りだった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
とみて、笑止千万な者共です。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
思うに、同藩のよしみじゃとか何とか申して、はき違うべからざる武士道をはき違えおる愚か者共じゃろうよ」「笑止千万な!
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
一瞬、すそ前下から同じようにさしのぞかれたその足の、むくつけき毛もじゃらさかげんというものは、なんと笑止千万なことでありましたろう!
— 身代わり花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
膂力また衆に秀でていると見えて、ひと際すぐれた強力を満月に引きしぼりながら、気取りに気取って射放ったまでは大層もなく立派だったが、何とも笑止千万なことに的中したのはたった二本でした。
— 仙台に現れた退屈男 『旗本退屈男 第七話』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言い訳は笑止千万で、誰も信じようとしなかった。
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会議でのあまりにも馬鹿げた提案に、思わず笑止千万と感じてしまった。
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「えー、そんなバカな!笑止千万だ!」
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