雌熊
めすぐま
名詞
標準
文例 · 用例
幸にして、一疋に雌熊に育てられ、山精オ、リノーネに愛せられて、牧羊者の群に入り、牧羊者として健全に生長せり。
— 高木敏雄 『比較神話学』 青空文庫
すると大きな雌熊が仔熊二匹をつれて、岩の下の沢蟹を掘っては食い、掘っては食いしているではないか。
— 佐藤垢石 『香熊』 青空文庫
私がいままで撃ち取った四十四頭の熊の約半数は雌熊でありました。
— 佐藤垢石 『熊狩名人』 青空文庫
そのうち数頭は、仔連れの雌熊であります。
— 佐藤垢石 『熊狩名人』 青空文庫
しかし、どの雌熊の腹を割いてみましても孕んでいるのを見ませんでした。
— 佐藤垢石 『熊狩名人』 青空文庫
雌熊は普通二匹を産み、その二匹は必ず雄と雌であります。
— 佐藤垢石 『熊狩名人』 青空文庫
氷の上に肉が沢山あるはずだ――雌熊が一匹、おとなになりかけの子熊が二匹だ」 母親の喜びようったらありませんでした。
— 吉田甲子太郎 『負けない少年』 青空文庫
すぐ次の狩に出た時には、彼はほとんどおとなになりきった若い熊を殺し、またその次には大きな雄熊とその連の雌熊とを殺しました。
— 吉田甲子太郎 『負けない少年』 青空文庫