切り取る
きりとる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #35766 · 青空 368 例
標準
to cut off
文例 · 用例
盲腸という無用の長物に似た神秘のヴェールを切り取る外科手術!
— 織田作之助 『好奇心』 青空文庫
ここン所坂野医院大繁昌だね」 坂野はにやりと木崎の顔を見ながら、ケースの中からヒロポンのアンプルを取り出し、アンプル・カッターを当てて廻すと、まるで千切り取るように二つに割った。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
獣は運ぶには手に余るほどの図体があったため、ハンターは仕方なく片脚と脇腹の部分だけを切り取ることにした。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
畑には其の時麥が青く生えて居たが、それでも持主は畑が減るだけ田の面積が増す理由なのと、土の分量も格別の事でないのとで切り取ることを否まなかつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
「切り取る」と一口に言っても、普通の土ではなく、堅緻な岩であった。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
鞭で打つのだ、耳を半分切り取ることだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
ついに腿の肉を切り取るに及び牛夥しく血を出して死す。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
そのうちの一箱を年に一度ずつ石からおろして蜂のために蜜を切り取るといっていた。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫