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雪鳥

ゆきどり
名詞
1
標準
文例 · 用例
けれども枕元にいる雪鳥君から聞いたその文句の音だけは、いまだに好意の記憶として余の耳に残っている。
夏目漱石 思い出す事など 青空文庫
それと入れ代りに、森成さんと雪鳥君と妻とが前後して東京から来てくれた。
夏目漱石 思い出す事など 青空文庫
雪鳥君が大仁まで迎に出たのは何時頃か覚えていないが、山の中を照らす日がまだ山の下に隠れない午過であったと思う。
夏目漱石 思い出す事など 青空文庫
診察の結果として意外にもさほど悪くないと云う報告を得た時、平生森成さんから病気の質が面白くないと聞いていた雪鳥君は、喜びの余りすぐ社へ向けて好いという電報を打ってしまった。
夏目漱石 思い出す事など 青空文庫
雪鳥君は声を顫わしながら、奥さんしっかりしなくてはいけませんと云ったそうである。
夏目漱石 思い出す事など 青空文庫
それからは左右の手を左右に開いて、その一つずつを森成さんと雪鳥君に握られたまま、三人とも無言のうちに天明に達した。
夏目漱石 思い出す事など 青空文庫
(坂元雪鳥、山崎楽堂両氏談)今でもその朝日村に梅津家の墓石が現存しているという。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
能評家の第一人者坂元雪鳥氏の記録するところを見ても思い半に過ぐるものがある。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫