内芸者
うちげいしゃ
名詞
標準
geisha living and working in a restaurant, inn, etc. (as opposed to in a geisha house)
文例 · 用例
」「あれは、内芸者というんだろう。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
乃ち内芸者の総上げをやり、相共に繰返してうたへる伊那節の唄逢うてうれしや別れのつらさ逢うて別れがなけりやよい 十一月六日 どうも先生一人をお立たせするのは気が揉めていけない、もう一日お伴しませう、と大沢君が憐憫の情を起した。
— 若山牧水 『木枯紀行』 青空文庫
○長者町は、この小松はむかし内芸者をおいていてその女たちの住んでいた別棟の家がある由。
— 一九四七年(昭和二十二年) 『日記』 青空文庫
有喜子はそこの内芸者で、去年夫が赴任いたしましたのと殆ど同じ頃にハルピンから流れてまいった女でございます。
— 大倉※子 『機密の魅惑』 青空文庫
仲通りの仲買店とか、関内芸者の花柳地が近いので、お茶屋の帳場印だの、往来の客がふと実印や認め印などを稀に註文しに入って来るぐらいなものだった。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
お糸さんが家にきて間もなく、その頃父の許に稽古にきていた鶴屋の内芸者の小ふじさんが、お糸さんを見かけて、先年|歿した三代目|尾上菊次郎に似ていると云い出した。
— 小山清 『桜林』 青空文庫
作例 · 標準
例句