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将監

しょうげん
名詞
1
標準
文例 · 用例
赤羽川は渋谷橋の下流にして、遠く幡谷の方より来るといへども、その漕運の功をなすは瓦斯会社と芝新浜町との間の落口より溯つて金杉橋将監橋芝園橋赤羽根橋中の橋辺までにして、中の橋以上は辛うじて一之橋あたりまで小舟を通ずるのみ。
幸田露伴 水の東京 青空文庫
纜縄解く、水の方に我は顔して坐りなどする者をば将監様とよぶ。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
これは江戸の頃の水の上の司向井将監にかけて云へるにて、将監のやうに坐りて傲り高ぶれるといふ意なるべし。
幸田露伴 鼠頭魚釣り 青空文庫
これは政宗も万々合点していることだから、其年の暮には上方の富田左近|将監や施薬院玄以に書を与えて、何様なものだろうと探ると、案の定一白や玄以からは、会津の蘆名は予ねてより通聘して居るのに、貴下が勝手に之を逐い落して会津を取られたことは、殿下に於て甚しく機嫌を損じていらるるところだ、と云って遣した。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
氏郷の出陣には民百姓ばかりで無い、町野左近将監も聊か危ぶんで、願わくは今しばらく土地にも慣れ、四囲の事情も明らかになってから、戦途に上って欲しいと思った。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
猪苗代城の奉行は、かつて松坂城の奉行であった町野左近将監で、これは氏郷の乳母を妻にしていて、主人とは特に親しみ深い者であった。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
氏郷の前軍の蒲生源左衛門、町野左近将監等は政宗勢の不誠実なところを看破したから大に驚いた。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
これを見ると氏郷に随って来た蒲生源左衛門、蒲生忠左衛門、蒲生四郎兵衛、町野左近将監、新参ではあるが名うての荒武者佐久間玄蕃が弟と聞えた佐久間久右衛門、同苗舎弟源六、綿利八右衛門など一人当千の勇士の面々、火の中にもあれ水の中にもあれ、死出|三途主従一緒と思詰めたる者共が堪り兼ねてツツと躍り出た。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避

将監(しょうげん) 近衛府の三等官。またはそれにちなんだ武家官位。 官位に由来して百官名にもなっている。 日本の地名 将監 (仙台市) - 宮城県仙台市泉区の町丁。 保原町将監- 福島県伊達市の町丁。しょうかん。 将監 (印西市) - 千葉県印西市の大字。 将監町 (浜松市)- 静岡県浜松市中央区の町丁。 将監峠 - 埼玉県と山梨県にまたがる峠。 将監橋 - 東京都港区にある橋梁。戦国時代の武将、岡田将監(善同)に由来する。

出典: 将監 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0