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箸を取る

はしをとる
表現動詞-五段-ラ行
1
標準
to take up one's chopsticks (to begin a meal)
文例 · 用例
少し大胆になりて起き上がり箸を取るに頭思いの外に軽くて胸も苦しからず。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
箸を取ると、その重った茄子が、あの、薄皮の腹のあたりで、グッ、グッ。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
いつも膳が出ると直ぐに箸を取る僕が躊躇しているので、女中が僕の顔を見て云った。
森鴎外 青空文庫
二 いくらお膳立が整い、箸を取るばかりになっているとはいえ、無経験な仕事であるだけに、開業日が迫ると共に、足の地に着かない、わくわくした落着かない気持がした。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
」 倭文子は、食事の手をやすめたままで、もう再び箸を取る気はしなかった。
菊池寛 第二の接吻 青空文庫
」 俺はおろおろして火箸を取るのであつたが、俺の騒ぎで初めてそれと気づいた太吉は、「火箸はいけないいけない!
牧野信一 木枯の吹くころ 青空文庫
義男が居ない間に、みのるは一人して箸を取る氣になれないので、今日も外に出てゐた義男と同じやうに何も食べずにゐた。
田村俊子 木乃伊の口紅 青空文庫
そして弁当の蓋を開けて箸を取るとき、犬塚が云った。
森鴎外 食堂 青空文庫
作例 · 標準
食事が運ばれてくると、皆が静かに「箸を取り」、食事を始めた。
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