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心を奪う

こころをうばう
表現動詞-五段-ウ行動詞-自動詞
1
標準
to be thoroughly attracted by
文例 · 用例
約十年間郷里を離れていて、一昨年帰省してからも、やはり私の心を奪うものは、人間と人間との関係である。
黒島傳治 海賊と遍路 青空文庫
理屈なし説明なしに端的にすべての人の心を奪う種類のフィルムであり、活動映画というものの独自な領域を鮮明に主張したものである。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
ヨナス・ラムス(5)の記述はおそらくどれよりもいちばん詳しいものではあろうが、この光景の雄大さ、あるいは恐ろしさ――あるいは見る者の度胆を抜くこの奇観の心を奪うような感じ――のちょっとした概念をも伝えることができない。
A DESCENT INTO THE MAELSTROM メールストロムの旋渦 青空文庫
しかしたとい、全世界が武装してかかっても、人間の中から「考える」という心を奪う事はできないのです。
高神覚昇 般若心経講義 青空文庫
花は花であるからこそいきいきとして目と心を奪う花なのではないだろうか。
――「村の月夜」にふれつつ―― 子供のために書く母たち 青空文庫
第七回 全く真剣 食事の間も叔父の目は絶えず怪美人の顔に注いで居る、余ほど怪美人に心を奪われた者と見える、斯うなると余も益々不審に思う、叔父が怪美人をば昔の知人に似て居ると云うたのは誰にだろう、叔父の心を奪うほども全体何人に似て居るだろう、是も怪美人の言い草では無いが分る時には自から分るか知らん。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫
特に心を奪うような樹を排してあるのも一服の煙草の味を美味にした。
横光利一 旅愁 青空文庫
古の政府は民の力を挫き、今の政府はその心を奪う
福沢諭吉 学問のすすめ 青空文庫
作例 · 標準
彼女の透き通るような歌声に、会場中の観客が心を奪われた。
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窓の外に広がる満天の星空は、見る者の心を奪うほどに美しかった。
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その少年は、ショーウィンドウに飾られた真っ赤なスポーツカーに心を奪われ、立ち尽くしていた。
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心を奪う(こころをうばう) — 幻辞.com