内水
ないすい
名詞
標準
inland waters
文例 · 用例
平井勝家に会うて手水を請うに、缸に水満ちて小姓二人|舁ぎ出し、平井洗手済んで残れる水を小姓庭へ棄てたので平井還って城内水多しと告げ、一同疑惑するところへ勝家撃ち出で勝軍したと記す。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
上に挙げた二雑誌の拙文には書かなんだが、『大清一統志』九七に、山東省の米山は相伝う斉|桓公ここに土を積んで虚糧と為し、敵を紿いたとあるを見て似た話と思い居る内、同書三〇六に雲南の尋甸州の西なる米花洗馬山は、往時土人拠り守るを攻めた漢兵が城内水なしと知った。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
十一月廿五日 晴、河内水源地散歩、星城子居、雲関亭、四有三居。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
「うづみ火」のこと 陸中國釜石鑛山内水橋康子として懸賞に應募し、明治四十三年十一月號の『女學世界第一卷第十五號定期増刊「磯ちどり」才媛詞藻冬の卷・小説』の初頭に掲載され特賞(賞金十圓)を得、又主幹松原二十三階堂(岩五郎)氏に激勵鞭撻の書簡を送らる。
— 長谷川時雨 『うづみ火』 青空文庫
そこで宝塚新温泉内の娯楽設備を充実させることとなり、明治四十五年七月一日には近代的な構造の洋館を増設して、室内水泳場を中心とした娯楽設備を設けて、これをパラダイスと名づけた。
— 小林一三 『宝塚生い立ちの記』 青空文庫
だがこれは、さきに時勢に早過ぎて失敗した「パラダイス」の室内水泳場を利用することとなり、その水槽の全面に床を設けて客席とし、脱衣場を舞台に改造(夏は再び水泳場にするつもりであった)して、ここに宝塚少女歌劇公演用の記念すべき最初の劇場が生れた。
— 小林一三 『宝塚生い立ちの記』 青空文庫
水をワカ、ワッカというが、単に水だけでなく、雨水、小便、涙、湯、酒などまでも広くいい、雨をアマワッカ、カラカサをワッカプタ(水蓋)、濁酒をメグリワッカ、清酒をキヨワッカ、小便をウジワッカ(内水、体内から出る水)、魚をワッカムグリ(水を潜る者)という。
— ――マタギという言葉の存在について―― 『日本語とアイヌ語の関係』 青空文庫
――それでさ本人が博士にでもなってくれれば先方でも世間へ対して肩身が広い、面目があると云うんだがね、どうだろう、近々の内水島君は博士論文でも呈出して、博士の学位を受けるような運びには行くまいか。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
作例 · 標準
その地域では、農業用水として内水が利用されている。
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内水での漁業は、地域の重要な産業だ。
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内水域の水質管理は、環境保護のために不可欠だ。
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