兵蟻
へいぎ異読 へいあり
名詞
標準
soldier ant
文例 · 用例
あの一真寺の裏の松平越前様のお屋敷のへいぎわにころがっているというんですよ」「駕籠だッ」 がばとはね起きると、早いのです。
— 開運女人地蔵 『右門捕物帖』 青空文庫
」 しかって、ぴたり、へいぎわへ身をよせた主従の耳へ、船宿の裏二階から小さくそっと呼んだ小女の声が聞こえました。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
むだ口きくなよ」 がぜん、十兵衛に対する疑雲が数倍の濃度を増してまいりましたので、それと感づかれないようにあっさり引き揚げると、そこの路地奥のへいぎわにぴたりと身を寄せながら、疑問の番頭の行動監視を始めました。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
おれがお出ましになったとなると、このとおりぞうさがねえんだから、たわいがねえじゃないか」「だって、こりゃ、松の木がへいぎわにはえている白壁のお屋敷というだけのことで、なにもまだ目鼻はつかねえんじゃござんせんか」「だから、おめえはいつまでたってもあいきょう者だっていうんだよ。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
本所深川を捜していたら、もっと奥にだって、へいぎわに松の木のあるお屋敷がいくらでもあるにちげえねえんだからね」「いろいろとよく根掘り葉掘り聞くやつだな。
— 足のある幽霊 『右門捕物帖』 青空文庫
やはりへいぎわの、ずっとむこうの草むらの中に、なんだか黒いものが、うごめいていました。
— 江戸川乱歩 『鉄塔の怪人』 青空文庫
作例 · 標準
アリの巣を木の枝で少し突いてみると、巨大な顎を持った兵蟻たちが次々と飛び出してきて威嚇行動をとった。
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ドキュメンタリー番組で、働き蟻の列の両脇を、ひと回り体の大きい兵蟻が護衛しながら行進する様子に見入ってしまった。
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兵蟻は敵と戦うことに特化して進化しているため、中には自分の顎が大きすぎて自力でエサを食べられない種類もいるそうだ。
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