鹵簿
ろぼ
名詞
標準
Imperial cortege (procession)
文例 · 用例
家康は「上を見な」「身の程を知れ」の「五字七字」を秘伝とまで考えたから、家臣の美服を戒め鹵簿の倹素を命じた。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
後、緯が二十五になって、進士に挙げられ、行人の官になって、命を奉じて西岳華山の神を祭りに往ったが、華陰にかかると、輿に乗って羽傘をさしかけて往く一行が鹵簿に衝っかかってきた。
— 田中貢太郎 『陸判』 青空文庫
此年の其祝祭はウエールズのカーリーオン、アポン、ウスクで行はれる事となり(was to be held)、滿庭舉つて(all the Court)鹵簿盛かんに其地に練り出した(proceeded there with much pomp)。
— KING ARTHUR'S ROUND TABLE 『アーサー王物語』 青空文庫
それは出雲寺板の「大名武鑑」で、鹵簿の道具類に彩色を施したものであったそうである。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
そして家々の鹵簿を記憶して忘れなかった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
此日柏軒の鹵簿中にありしや否を知らない。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
一旦郷里に帰つた難波は、例のステッキを携へて再び上京し、年末の十二月二十七日、議会の開会式に行幸のあつた折の鹵簿を待ち伏せて、狙ひ撃ちをした。
— 河上肇 『随筆「断片」』 青空文庫
上野|広小路黒門町のうなぎや大和田は、祖母に金のことで助けられていたので、その日も私たち子供に、最大公式の鹵簿を拝観させようと心配してくれた。
— 長谷川時雨 『議事堂炎上』 青空文庫
作例 · 標準
天皇陛下がご行幸される際には、厳かな鹵簿が組まれ、沿道には多くの人々が集まった。
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歴史博物館には、古代の鹵簿を再現した精巧な模型が展示されている。
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その古い絵巻物には、きらびやかな衣装をまとった人々が鹵簿を組んで都大路を進む様子が描かれていた。
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