殫
殫
名詞
標準
文例 · 用例
而して聽者のその空想の力を殫して自ら描出する所のものは、竟にわが目撃せし所の美に及ばざるなるべし。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
就中『素問』は抽斎の精を殫して研窮した所である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
その後また捜索すると、それより少なくとも五百二十年古く、後漢の張平子の『西京賦』に、〈ここにおいて鳥獣、目を殫し覩窮む、遷延し邪視す、乎長揚の宮に集まる〉。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
種々の奇しき術、殫して究むべからず。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
種々の奇しき術、殫して究むべからず(『扶桑略記』四には多以究習とす)。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
もって養うをまつあるのみ」と)(『徂徠集』)貝原益軒曰、天地之気、人物各資而始生焉、人死則其気既消散、魂亦殫尽而無余矣、只有子孫之気、相継而不絶耳。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
人、死すればすなわちその気すでに消散し、魂もまた殫尽して余りなし。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
秋半米南春欲殫、晩傾火酒酔凭欄、今宵三五月如鏡、人在紫藤花底看。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫