面疔
めんちょう
名詞
標準
facial carbuncle
文例 · 用例
聞けば母の腫物は面疔だと申すのでございますから。
— 芥川龍之介 『雛』 青空文庫
……もとより面疔も手術さへ出来れば、恐しい病気ではございますまい。
— 芥川龍之介 『雛』 青空文庫
二十二日にとめやのきぬやが面疔で死んだ、と云う知せである。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
(大貫は面疔、恒川は慢性中耳炎で、孰方も急劇な死に方だつた)しかし大貫のことは、前に何かに書いたこともあり、私よりは岡本かの子女史の方が適任であらうと思ふから、茲には略する。
— 谷崎潤一郎 『青春物語』 青空文庫
「面疔は一刻を争うと申しますからね。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
金平ちゃんの家には、しちめんちょうを二わかっていて、どうかすると、庭に出してあることがありました。
— 新美南吉 『かぶと虫』 青空文庫
しちめんちょうにまで、聞こえなくてもよかったからです。
— 新美南吉 『かぶと虫』 青空文庫
モコウが倹約に倹約をかさねてたくわえたかも、しちめんちょうの肉、塩づけのさかな、サクラ号から持ってきたかんづめ類も、今後どれだけのあいだつづくか、はかることができない。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
作例 · 標準
顔にできた面疔が痛くて、なかなか治らない。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
面疔は、化膿するとさらに悪化する可能性があるため、早めに治療が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
昔の人は面疔を「おでき」と呼んで、よく悩まされていたという。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
面疔(めんちょう、面庁は誤記)とは、細菌感染症の一種。 毛嚢炎(疔)が、皮膚の敏感な部分、特に目や鼻の周辺に発生したものである。デパ虫 とも言われている。
出典: 面疔 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0