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受信器

じゅしんき
名詞
1
標準
文例 · 用例
この電流で適当の電波を起せば、この波は空中を伝わって目的地に達し受信器に感じて普通の無線電信と同様小さい針を動かす。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
電気の波はもとより眼にも見えず耳にも聞えぬものだが、特別な受信器にはよく感じその器械の中で電気の動揺が起る。
寺田寅彦 無線電信の近状 青空文庫
第四に電波に感じて受信器を活動させる部分は最も鋭敏を要するから、無線電信の創始以来種々の工夫が出来ている。
寺田寅彦 無線電信の近状 青空文庫
発信所から送る波をあるいは長くあるいは短く断続して送れば受信器はそれに相当してあるいは長くあるいは短い音を発する故、丁度普通電信に用うると同じ符号で通信が出来るのである。
寺田寅彦 無線電信の近状 青空文庫
すなわち発信器の方では不断に規則正しい波を送りそのアンテナに電話の送話器を接続し、受信器には前述のエレクトロリチック・デテクターを用うればよいのである。
寺田寅彦 無線電信の近状 青空文庫
なお受信器として白熱灯を用うるいわゆるグローランプ・デテクターというのも出来た。
寺田寅彦 無線電信の近状 青空文庫
受信器のアンテナに電波が来れば急速な交番電流が起る、これを白熱灯デテクターおよび電流計あるいは電話の受話器に接続すれば、ごく微弱な電波でも感じるから遠距離の通信には都合のよいものである。
寺田寅彦 無線電信の近状 青空文庫
レムブルグの電信室の受信器には女に変装して上海に逃れた重慶共産主領|楊闇公の銃殺を暗号電報は報ずるのであった。
吉行エイスケ 地図に出てくる男女 青空文庫