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面一

つらいち異読 ツライチ
名詞副詞
1
標準
flushness (esp. of wheels and fenders on an automobile)
文例 · 用例
兎はさつそく泥をこねて、所謂岩乘な、いい舟の製作にとりかかり、狸は、すまねえ、すまねえ、と言ひながらあちこち飛び廻つて專ら自分のお辨當の内容調合に腐心し、夕風が微かに吹き起つて湖面一ぱいに小さい波が立つて來た頃、粘土の小さい舟が、つやつやと鋼鐵色に輝いて進水した。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
それで自然損害の一番ひどい局部だけを捜し歩いて、その写真を大きく紙面一杯に並べ立てるから、読者の受ける印象ではあたかも静岡全市並びに附近一帯が全部丸潰れになったような風に漠然と感ぜられるのである。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
一体に青味の勝った暗い絵で、顔が画面一杯に大きくかいてあった。
寺田寅彦 中村彝氏の追憶 青空文庫
面一面にせり合い、押し合い氷塊は、一度に放りこまれた塵芥のように、うようよと流れて行った。
黒島伝治 国境 青空文庫
湖水の面一面に細かくふるえきらめく漣を見詰めているうちに私は驚くべき事実に気が付いた。
寺田寅彦 青空文庫
堤は一段高く、此處に上れば廣々とした野面一面を見渡されるのである。
國木田獨歩 少年の悲哀 青空文庫
つまり僧の態度は、実在方面一方の人生の解釈で、まるで人間味がありません。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
上段づきの大廣間、正面一段高い處に、疊二疊もあらうと思ふ、恰も炎の池の如き眞鍮の大火鉢、炭火の烈々としたのを前に控へて、唯見る一個の大丈夫。
泉鏡太郎 麥搗 青空文庫
作例 · 標準
フェンダーとタイヤを面一に合わせるのが、彼の車のこだわりだ。
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床と段差がない面一のバリアフリー設計にリフォームした。
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職人が壁の継ぎ目を面一に仕上げる技術には、惚れ惚れする。
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ウィキペディア

面一(つらいち、ツライチ)とは、二つの面の間に段差が無く平ら(フラット)な状態のこと。

出典: 面一 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0