アッパーカット
アッパーカット
名詞
標準
uppercut
文例 · 用例
……それから第二丹洋丸がスコタラ沖でエムデンにアッパーカットを喰わされた時も、あの小僧は丁度、新式救命機の着込み方のモデルにされていたところだったそうで、そのまんま飛込んで助かっちまったんだそうです。
— 夢野久作 『難船小僧』 青空文庫
女房がネクタイ締めてくれる時にはそれとなくアッパーカットの身構を忘れてはならない。
— 坂口安吾 『総理大臣が貰つた手紙の話』 青空文庫
それがすむと、アゴを狙ってアッパーカットをポンポンポンと五ツ六ツくらわせる。
— 坂口安吾 『ニューフェイス』 青空文庫
とびかゝつたとはいふものの、実は二三|米離れてをり、彼は髪ふりみだしてピストンの連続、ストレート、アッパーカット、スヰング、フック、息をきらして影に向つて乱闘してゐる。
— 坂口安吾 『二十七歳』 青空文庫
隙だらけの店員の顎を狙って下からドーンとアッパーカットを喰わせた。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
信助夫人との間には三間ほどの距離があるのに、目をとぢて、右のアッパーカット、左のフック、左右のストレート、なにぶんフットワークを忘れてゐるから勢ひ余つて前によろめき、よろけたハズミに向きが変つて、全然方角の違ふ虚空に向つて、必死必殺のアッパーカットやフックやストレートを間断なく繰りだしてゐる。
— 坂口安吾 『朴水の婚礼』 青空文庫
何か唱えているかと思うと、突如として、片手をアッパーカットのように鋭く一突き二突き三突きして、「エイヤッ。
— 坂口安吾 『神サマを生んだ人々』 青空文庫
とびかかったとはいうものの、実は二、三|米離れており、彼は髪ふりみだしてピストンの連続、ストレート、アッパーカット、スイング、フック、息をきらして影に向って乱闘している。
— 坂口安吾 『二十七歳』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、アッパーカットについて考えています。
我が社のアッパーカット戦略は重要です。
アッパーカットの原理は複雑である。
アッパーカットという言葉が頭から離れない。
ウィキペディア
アッパーカット は、ボクシングなどの格闘技で使われる基本的なパンチの一つで、肘を曲げたまま下から突き上げるように放つパンチのこと。アッパーカットはアッパーと呼ばれることがある。ボディにアッパーを打つことがあるが、アッパーカットは基本的に頭部に打つ。頭部の中でもアッパーカットは顎を狙うことが多い。顎にアッパーカットを受けると、脳が揺れるため意思に関係なく立っていることができなくなる。