黄揚羽
きあげは
名詞
標準
文例 · 用例
黄揚羽が忙しそうに其処らを飛び廻って往ったり来たりしている。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
黄揚羽が縺れ合ったまま、直ぐ前の十四、五米突も低い峰頭に、ばらばらになって三、四本残っている測量櫓の柱を掠めて、何処ともなく舞い連れて行く。
— 木暮理太郎 『黒部川奥の山旅』 青空文庫
それから、まさかあれは」――とつぜん衝動にかられて、ぐっと首をつき出しながら――「フランスからきた生徒のカラムが私と一緒にキアゲハを追っかけたとき、許可なくして道から外れたことと、思わず母国語で叫んだことの罰として、兄弟パーゲルから減食処分にされた空地じゃあるまいな!
— アルジャナン・ブラックウッド 『秘密礼拜式』 青空文庫