早耳
はやみみ
名詞-の形容詞名詞
標準
sharp-eared
文例 · 用例
この一家の人たちは、みんな早耳でしたから、いま、おとなりのメンドリが言ったことを、のこらず聞いてしまいました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『ほんとにそのとおり!』 青空文庫
「ここで甘酒を飲まなくっては、鳩にして豆、」 と云うと、婆さんが早耳で、「はい、盆に一杯五厘|宛でございます。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
僕のほしいのは早耳と、それから、お嬢さんです」 いつの間に見染めたのか、陽子を妻にくれという章三の言葉は、鉱三を驚かせたが、しかし、小切手を背景にした章三の精悍な顔と、押しの強さは、鉱三の青年時代を想わせて、満更でもなかった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
「そう早耳を走らすとつんぼと間違えられますとさ」 と女将は事もなげに受け流した。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
耳敏き者とあったその早耳の男も沢山交っているとみえて、歩きながらも内証話をきき出そうと、しきりにニヤニヤやっているのがいくたりか見えました。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
早足に早耳に世間通に、世馴れ者のバクチ打ちとはひと狂言打てそうじゃ。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
あとのひとりはちと大物ゆえ、残った早足東五郎と早耳七五郎の両名揃うて参るがよい。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
早耳一番やりのおきてがあるからにゃ、この事件は早く聞きつけたあっしとだんなのものなんだからね。
— 闇男 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は早耳なので、社内の噂話にとても詳しい。
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新しい情報が入り次第、早耳の友人から連絡が来るだろう。
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早耳の人は、流行の最先端を行くことが多い。
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