糞
ふん異読 フン
名詞頻度ランク #10667 · 青空 1589 例
標準
feces (esp. animal)
文例 · 用例
行く途々に牛の糞の乾いたやつがあるたびに、それを拾つて口に入れようとするのには閉口したと、よく祖母は話してゐた。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
合い憎のことには、私の場合、犬馬の労もなにも、興ざめの言葉で恐縮であるが、人糞の労、汗水流して、やっと書き上げた二百なにがしの頁であった。
— 太宰治 『創作余談』 青空文庫
つまりそのころの私は、さきにも鳥渡言って置いたように金魚の糞のような無意志の生活をしていたのであって、金魚が泳げば私もふらふらついて行くというような、そんなはかない状態で馬場とのつき合いをもつづけていたにちがいないのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
佐竹の陰謀なんて糞くらえだ!
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
いや随分乱暴な鼠の糞じゃ。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
杉の大木の下に床几を積み上げたるに落葉やゝ積りて鳥の糞の白き下には小笹生い茂りて土すべりがちなるなど雑鬧の中に幽趣なるはこの公園の特徴なるべし。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
草原の草を縛り合わせて通りかかった人を躓かせたり、田圃道に小さな陥穽を作って人を蹈込ませたり、夏の闇の夜に路上の牛糞の上に蛍を載せておいたり、道端に芋の葉をかぶせた燈火を置いて臆病者を怖がらせたりと云ったような芸術にも長じていた。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
これが馬糞などと一緒に散らばっているのを平気で拾って喰うのであった。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
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糞 とは、動物の消化管から排出される固体状の排泄物(屎尿)。
出典: 糞 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0