興味半分
きょうみはんぶん
表現
標準
half out of interest
文例 · 用例
焔のない火玉は鬼火だと云う事を聞いていた武士は、興味半分に其の後を跟けて往った。
— 田中貢太郎 『鬼火を追う武士』 青空文庫
あの家を出ぎわに、耳にした、興味半分の青年の自白が、ひどく彼女の幻影を裏切つたからであつた。
— 徳田秋聲 『復讐』 青空文庫
私は、実を云ふと、あまり長い旅だと閉口するが、幸ひ松本で降りるつもりだつたので、むしろ、この情景を興味半分に眺めてゐた。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
かわいそうに、かわいそうに」 召使いの顔が興味半分から恥と悔恨の表情に変わった。
— A Golden Argosy 『玉手箱』 青空文庫
」 寝ぼけまなこに得物をとった侍や山掘夫どもは、稀有の大鷲が少年をくわえて舞いあがったと聞き、興味半分にワラワラと貯水池のほうへ馳けてきた。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫