変造
へんぞう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
alteration
文例 · 用例
そんな物が幸いに発見されたとしても、まさか現在の所有者から、その作品を取り上げて没収してしまうということも出来ませんし、さりとてそのままにしておけば、その変造品が変造品のままで、筆者の作品として持ち回られたり、所蔵されたりすることでしょう。
— 上村松園 『迷彩』 青空文庫
自然を変造するのが文明であるならば、私はそういう文明を呪う。
— 豊島与志雄 『「自然」』 青空文庫
たとへば現在菊五郎の如き、概論的には誤つた態度だが、芸術や、人生から謂へば、畢竟演劇を活す道程は、戯曲きりに完了するものではないから、一等責任を負ふべき為手なる俳優が、情熱を以てする変造は、絶対に拒否すべきものとも言はれぬ。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
古典なるが故に、稍変造せねば、新時代の生活はとり容れ難く、宿命的に纏綿している抒情の匂いの為に、叙事詩となることが出来ない。
— 折口信夫 『歌の円寂する時』 青空文庫
美しさには心惹かれても、結局、美の根柢が自然を「我」で変造したものなのである。
— 万葉集以後の歌風の見わたし 『短歌本質成立の時代』 青空文庫
彼の長所とせられ、古今集以後に影響を与へた、四季雑歌・相聞歌は、自然を人生の一部として変造を加へ、特殊な生活態度を空想する事を、文学態度とする様になつた。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
相聞・挽歌・民謡などにある女歌らしいのゝ情熱的なものも、大抵古詞以来の類型か、叙事詩の変造か、誇張した抒情かである事は、早く言うた。
— 折口信夫 『万葉集研究』 青空文庫
それには運転手の免許証を偽造又は変造しなければなりません。
— 浜尾四郎 『死者の権利』 青空文庫
作例 · 標準
古い千円札の数字を巧妙に書き換えて一万円札に見せかける、悪質な変造事件が発生した。
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パスポートの写真ページを変造して不法入国を企てた疑いで、男が逮捕された。
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「これ、よく見ると日付のところが変造されてない?何か怪しいよ。」
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