幻辞.com

憂え

うれえ
名詞頻度ランク #40053 · 青空 24
1
標準
lamentation
文例 · 用例
憂えも怒りも心の戦いもやみて、暴風一過、かれが胸には一片の秋雲凝って動かず。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
どんな危険に陥った場合でも、彼はただ、今自分のしている仕事(妖怪を退治するなり、三蔵法師を救い出すなり)の成否を憂えるだけで、自分の生命のことなどは、てんで考えの中に浮かんでこないのである。
―沙門悟浄の手記― 悟浄歎異 青空文庫
人に知られざることを憂えぬ蘇武を前にして、彼はひそかに冷汗の出る思いであった。
中島敦 李陵 青空文庫
それは伯父自身がいう如く、国事を憂えて、というよりも、単に、そのロマンティシズムにエグゾティシズムにそそられたためといった方がいいのではないかと、高等学校時代の三造は考えていた。
中島敦 斗南先生 青空文庫
自己の作物の時局性の薄いことを憂えて取って付けた様な国策的色彩を施すのも少々|可笑しい。
中島敦 章魚木の下で 青空文庫
願文は武井入道|夕菴に命じて作らしめたと伝うるもので、「現今の世相混沌たるを憂えて自ら天下を平定しようと考えて居ます処、義元横暴にして来り侵して居ます。
菊池寛 桶狭間合戦 青空文庫
信綱は徒らに兵を損ずるを憂えて、諸軍に令して、各々占拠の地に陣を取り、夜明けを待つことを命じた。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
そういう社会に住んでいれば、怠け者でない限り、狡い者で無い限り、王者を敬うものである限り、終生生活の不安も無く職を失う憂えも無く生きられるのだが、などと彼は考えた。
佐左木俊郎 首を失った蜻蛉 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
grief
作例 · 標準
例句
3
標準
anxiety
作例 · 標準
例句
4
標準
illness
作例 · 標準
例句
5
標準
mourning
作例 · 標準
例句