マルクス主義者
まるくすしゅぎしゃ
名詞
標準
文例 · 用例
▼さういふ意味で彼位曾つてのマルクス主義者に手ひどい惚れこみ方をした男はちよつと珍らしい。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
この規定に從つてマルクス主義者たちは特に工藝學 Technologie の發展のうちに歴史の理解の重要な指針を見出すのである。
— 三木清 『歴史哲學』 青空文庫
私は、この不思議は、マルクス主義作家若しくは批評家は、彼がマルクス主義者であると同時に作家であり批評家であるという二重性のために存するのだと考える。
— 平林初之輔 『政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味』 青空文庫
マルクス主義者が文學作品を評價する基準は、あくまでも政治的、教育的の基準であり、作家若しくは批評家が文學作品を評價する基準は、藝術的基準である。
— 平林初之輔 『政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味』 青空文庫
マルクス主義者の任務は、一の完成された法典を與えられて、凡ての事象を、それに照らして判斷してゆく司法官の任務とは全く異つて、この法典を日常の鬪爭を通じて自らつくつてゆくことであるのである。
— 平林初之輔 『政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味』 青空文庫
それは單に、すぐれたマルクス主義者には、もつとほかに重大な仕事があるからという理由からばかりではなくて、問題の性質上與えられ得ないのである。
— 平林初之輔 『政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味』 青空文庫
何となれば、彼は藝術家であり、批評家である以前にマルクス主義者でなければならぬからである。
— 平林初之輔 『政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味』 青空文庫
又或るマルクス主義者、たとえばトロツキーが、政治的には全く價値のない詩をつくつたとする。
— 平林初之輔 『政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味』 青空文庫