がてら
がてら
接尾辞
標準
while
文例 · 用例
今年は三日ばかり続けて散歩がてらに行ってみたが、いつもまだ早過ぎた。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
私自身の球突稽古 處で、私が球突を初めたのは三田の文科の豫科生だつた二十一の時で、秋に例のやうにからだを惡くして伊豆山の相模屋旅館に一月ほどを暮したが、そこに球突塲があつたので無聊のまゝ運動がてら二十|點といふ處あたりから習ひ出したのが、病みつきの初めだつた。
— 南部修太郎 『文壇球突物語』 青空文庫
その町に城山というのがあって、大木暗く茂った山で、あまり高くはないが、はなはだ風景に富んでいましたゆえ、私は散歩がてらいつもこの山に登りました。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
お金、送るなり、又、兄御自身お遊びがてら御持参くだされたら、よろこび、これに過ぎたるは、ございません。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
お金、送るなり、又、兄御自身お遊びがてら御持参くだされたら(かれ自身は更に動く気なきものの如し、かさねて無礼なり)よろこび(よろこびとは、真らしきも、かれも落ちたるものなり)これに過ぎたるは、ございません。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
梅毒患者が療養すべき土地にして、わざわざ東京から見物がてら避暑なぞという気の利いた所ではない。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
単物からセルへうつる時候で、生憎其日は蒸熱いので、長い幕合を涼みがてら廊下に出て居る人が多かつた。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
納涼がてらの催だが、遠出をかけて、かえりは夜があけるのだから、いずれも相応めかしていて、羽織、足袋穿が多かった。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
作例 · 標準
「天気がいいし、運動不足解消がてら隣町の有名なパン屋まで歩いていかない?」
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買い物に行くんだったら、ポストに手紙を出すがてら、公園の桜を見てきてよ。
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出張がてら、学生時代に住んでいた懐かしい街を少し散策することにした。
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