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仕立物

したてもの
名詞
1
標準
sewing
文例 · 用例
何か手内職して居ます(仕立物でも、団扇張りでも何でも結構) 嘉助老人が「よく云うてあるわい」T「親はなくとも、 子は育つ」 わしは昨晩つくづくそう思った。
山中貞雄 中村仲蔵 青空文庫
其出品は重に習字、※畫、女子は仕立物等で、生徒の父兄姉妹は朝からぞろ/\と押かける。
国木田独歩 畫の悲み 青空文庫
その出品は重に習字、図画、女子は仕立物等で、生徒の父兄姉妹は朝からぞろぞろと押かける。
国木田独歩 画の悲み 青空文庫
ふむまた売卜乾坤堂、天門堂とすれば可い、一番みてもらいたいくらいだ、向は仕立屋、何、仕立物いたしますか、これは耳寄、仕立屋に(ぬい)が居ようも知れねえ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
長屋のものには判読しがたい変った書体で、それは父譲り、裁縫は、絹物は上手といえなかったが、之は母親譲り、月謝一円の界隈の娘たち相手には、どうなりこうなり間に合い、勿論近所の仕立物も引きうけた。
織田作之助 青空文庫
だもんだから、母は、ちょうどあなたのお坐りになっていらっしゃるその辺に坐って、よく仕立物をしていました。
太宰治 新樹の言葉 青空文庫
またそうした衣服であるから期日も急ぐので、裁縫師は他の仕立物を後廻しにして裁縫にとりかかったが、期日が翌日の朝になっているので、その夜は一時近くまで仕事をして、やっと縫いあげたところで客があった。
田中貢太郎 娘の生霊 青空文庫
急ぎの仕立物がございましたかして、お米が裏庭に向きました部屋で針仕事をしていたのでございます。
泉鏡花 政談十二社 青空文庫
作例 · 標準
祖母は、昔ながらの和裁で、たくさんの仕立物を残してくれた。
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