目の不自由
めのふじゆう
表現名詞形容動詞
標準
blindness
文例 · 用例
内には目の不自由な人もござりますし、四十物町までは道も大分でござりますで。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
目の不自由な彼等は漸くのことで自分の求める家に就いても板の間の端などにぽつさりとして膳の運ばれるのを待つて居るので一|同の腹が滿たされて再び杖に縋るまでには面倒な時間を要するのである。
— 長塚節 『土』 青空文庫
どうもこいつが変だと思ってね、すっかり頭を絞ったんだが、目の不自由な者が刀を集めてみてもしようがあるまいし、といってこれだけ飾ってあるところを見りゃ、たしかに刀道楽にちげえねえんだがと、いろいろ考えた末に、ようようといましがた目あきだなとにらみがついたんですよ。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
それにもかかわらず、昭和四年五月から十一月まで凡そ七ヵ月に亙る一家の欧州旅行にあたって、終始その旅日記を書きとおしたのは、ほかならぬ目の不自由な母であった。
— 宮本百合子 『葭の影にそえて』 青空文庫
目の不自由な博士のことであるから、こうしてX号と同居していて、自分の身をまもることに大骨が折れた。
— 海野十三 『超人間X号』 青空文庫
「神尾殿は一人ではなかったのか」「はい、あの、お友達で、お目の不自由なお方が一人」「目の不自由な友達が……」 その時、宇津木兵馬は愕然として、思い当るところがありました。
— 黒業白業の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
一緒になったものが、それに目の不自由な人を連れにして行ったものが、それを忘れて一人で帰るなんぞと、そんなことはありません。
— 黒業白業の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「えツ、――錢形の親分さんで、それは何とも相濟みません、目の不自由な悲しさで、飛んだことを申上げました」「まア、宜い。
— 庚申横町 『錢形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
目の不自由な方が安心して歩けるよう、点字ブロックの上に荷物を置かないでください。
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彼は目の不自由さを感じさせないほど、軽やかな足取りでステージに上がった。
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盲導犬は、目の不自由なパートナーの安全を守る大切な存在だ。
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