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村境

むらざかい
名詞
1
標準
boundary between villages
文例 · 用例
そうして自分を村境までおぶって送ってくれた。
伊藤左千夫 守の家 青空文庫
自分も其時悲しかったことと、お松が寂しい顔をうなだれて、泣き泣き自分を村境まで送ってきた事が忘れられなかった。
伊藤左千夫 守の家 青空文庫
その限界はあたかも国境または村境が山や河や、あるいは古跡や、いろいろのもので、定めらるるようにおのずから定められたもので、その定めは次のいろいろの考えから来る。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
唯暫時は黙って睨んでいると、老女は何と感じたか、黄い歯を露出して嫣然笑いながら、村境の丘の方へ……。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
ここらの冬の日は驚くばかりに早く暮れて、村境を出る頃には足下が漸く暗くなった。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
町を行き尽して村境に出た。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
(二十七) 市郎が駅を抜けて村境に着いた頃には、旭日が已に紅々と昇った。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
昨夜村境で発見した惨殺死体は、面の皮を剥がれているので何者か判らぬ。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
作例 · 標準
古い石碑が立っているこの場所が、かつての村境だったと言われている。
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村境の川を渡ると、不思議と空気感が変わったような気がした。
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昔は村境を巡って、隣村と激しい水争いがあったという記録が残っている。
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