お堅い
おかたい
形容詞
標準
prudish
文例 · 用例
横浜は西洋臭し、三崎は品が落着かず、界隈は間に合わせの俄仕入れ、しけものが多うござりますので、どうしても目量のある、ずッしりしたお堅いものは、昔からの藤沢に限りますので、おねだんも安し、徳用向きゆえ、御大家の買物はまた別で、」 と姥は糸を操るような話しぶり。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
あの容色で家の仇名にさえなった娘を、親身を突放したと思えば薄情でございますが、切ない中を当節柄、かえってお堅い潔白なことではございませんかね、旦那様。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
それじゃ、何でございますか、お堅いお堅いとお見上げ申した、あなた様にも、その奥には、そんな浮々したお心がおありなのでございますか」式部(女郎花を机の先のあか桶に挿し、それから再び机の前に坐って)「何でそんなに驚くの。
— 岡本かの子 『或る秋の紫式部』 青空文庫
「間さん、貴方、私の申上げた事をば、やあ道ならぬの、不義のと、実に立派な口上を有仰いましたでは御座いませんか、それ程義のお堅い貴方なら、何為こんな淫乱の人非人を阿容活けてお置き遊ばすのですか。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
平生は腹がたつくれえお堅いが、奇態とこういうふうないか者の娘っ子となるてえと、じきにだんなの風向きが変わるんだからな。
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
出どころが確かでございますから、品はお堅いと存じますが……。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
弁の君は、「わざと老人じみたことをお言いになっては反感が起こるものですよ」 と言い、「旅寝してなほ試みよをみなへし盛りの色に移り移らず そのあとであなたをどんな性質で、お堅いともそうでないとも、きめましょう」 とも言う。
— 蜻蛉 『源氏物語』 青空文庫
誠にお堅い人でございます。
— 三遊亭圓朝 『菊模様皿山奇談』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「prudish」である。
「prudish」という意味で使われることが多い。
prudish」という概念は重要だ。
その出来事は「prudish」の良い例だ。