昼御飯
ひるごはん
名詞
標準
文例 · 用例
昼御飯をオリンピックで食べて、それから本郷の津田さんを訪れた。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
お昼御飯のときは、お化け話が出る。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
ある日も銀子が、みんなと食卓にすわって、三時ごろの昼御飯を食べていると、玄関続きの部屋の廊下に人影が差し、振り向いてみると、しばらく姿を現わさなかった倉持であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
「読むとせっかくの昼御飯がおいしくなくなりますもの」 そういって葉子は胸くその悪いような顔つきをして見せた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
昼御飯がすむと他の子供達は活溌に運動場に出て走りまわって遊びはじめましたが、僕だけはなおさらその日は変に心が沈んで、一人だけ教場に這入っていました。
— 有島武郎 『一房の葡萄』 青空文庫
星城子氏も予期を裏切らない、いや、予期以上の人物だ、あまり優遇されるので恐縮するほどだ、訪問早々、奥さんの温情に甘えて、昼御飯をうんと食べたほど、身心をのび/\とさせた。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
昼御飯をたべてから、海の方へ一里ばかり歩いて、五時間ほど遊んだ、国森さんの弟さんに逢ふ(必然の偶然とでもいはうか)、蜆貝をとつてきて一杯やる。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
昼御飯を食べてから湯屋まで出かける、今日も道すがら、みぞそばの美にうたれた、帰途は前の家のF老人と道連れになり、世間話をつゞけた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫