担出
たんで
名詞
標準
文例 · 用例
そんな訳で親を担出したんじゃ無し、――奉公人は親位に思っていなくて、使われると思うのかい。
— 島崎藤村 『旧主人』 青空文庫
……田沼様を刺そうのおぼしめし、拙者においては左担出来ませぬが、しかしこれとても見解の相違、ゆるゆるお話しいたしましたら、お解りになるでござりましょうよ。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
伸子は、どっちにも荷担出来ない自分の心を感じた。
— 宮本百合子 『二つの庭』 青空文庫
併し、いくら気の毒だって、罪もない人の子を、箱詰めにしたり、皮をはいだりして、見世物小屋に曝すなんて、そんな残酷な、地獄の陰謀に加担出来ると思うか。
— 江戸川乱歩 『孤島の鬼』 青空文庫