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猿酒

さるざけ異読 ましらざけ
名詞
1
標準
monkey booze
文例 · 用例
猿酒郷」の一夜 一行の導かれた盆地は谿谷の底といった感じで、赭い砂岩の絶壁をジグザグにきざみ、遥か下まで石階が続いている。
有尾人 人外魔境 青空文庫
どうだ、“Shushah”という珍しいものを飲らんかね」 といって、怪人は椰子の殻にどろりとしたものを注いで、「ねえ君らも、子供の時に猿酒の話を聴いたろう。
有尾人 人外魔境 青空文庫
それが、ここへきてみると、立派に『猿酒』といえるものがあるんだよ。
有尾人 人外魔境 青空文庫
いやいま、この猿酒宮殿に倨然といる彼は、そのじつ、悪魔のような牧師の舌上におどらされている、あわれなお人よしの痴愚者なんだと、座間だけはそう信じていたのである。
有尾人 人外魔境 青空文庫
一同はこうして、猿酒郷を命からがら抜けでたのである。
有尾人 人外魔境 青空文庫
その度にばさ/\と、凄じく翼を鳴すのが、落葉の匂だか、滝の水沫とも或は又猿酒の饐ゑたいきれだか何やら怪しげなものゝけはひを誘つて、気味の悪さと云つたらございません。
芥川龍之介 地獄変 青空文庫
その度にばさ/\と、凄じく翼を鳴すのが、落葉の匂だか、瀧の水|沫とも或は又猿酒の饐ゑたいきれだか何やら怪しげなものゝけはひを誘つて、氣味の惡さと云つたらございません。
芥川龍之介 地獄變 青空文庫
密林は一歩一歩濃くなるばかり、幾百年の落葉の腐った大地は、深い毛氈のように足音を呑んで、時々猿酒の匂うのさえ、浮世離れのした物すさまじさを感じさせるのでした。
大名の倅 奇談クラブ〔戦後版〕 青空文庫
作例 · 標準
昔の民話では、サルが木の実を発酵させて猿酒を作り、宴を開いたという話がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの洞窟には、野生の猿が作ったとされる猿酒が隠されているという噂だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「わあ、本当に猿酒なんてあるんだ!」と、子供たちは珍しそうに瓶を覗き込んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア

猿酒(さるざけ)は、木の洞や岩の窪みなど自然界で発見される、人の手が加わっていない酒のことである。

出典: 猿酒 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0