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郡領

ぐんりょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
乃ち其地の酋長を以て津軽郡領とす。
太宰治 津軽 青空文庫
此時、九郎右衛門は十五歳、産れは九州天草島、郡領房雪の末子であった。
国枝史郎 赤格子九郎右衛門 青空文庫
特に高崎郡領一揆と大久保利通にその例を見る維新の封建地主勢力の庇護のもとにあった志士団と革命的農民との敵対関係へ、われわれの注意を向けている点は見落すことのできないことである。
宮本百合子 文学に関する感想 青空文庫
国造と称することを禁じ、村の君主の後をすべて郡領と呼びかえさせ、一地方官吏とみなすことになっても、なお私かに国造と称するものが多かった。
折口信夫 最古日本の女性生活の根柢 青空文庫
宮廷の采女は、郡領の娘を徴して、ある期間宮廷に立ち廻らせられたものである。
折口信夫 最古日本の女性生活の根柢 青空文庫
其は、采女は平安朝になると、前述のやうに、低い位のものとなつたが、其前には、郡領――地方の郡の長官――の女であつた。
折口信夫 古代人の思考の基礎 青空文庫
此采女に対立して、やはり郡領の息子が、京に上つてゐる。
折口信夫 古代人の思考の基礎 青空文庫
これ等、郡領の一族から出たものを、総括的に舎人と言ふ。
折口信夫 古代人の思考の基礎 青空文庫