からけし
からけし
名詞
標準
charcoal
文例 · 用例
」 同時に左右八方からけしきばんで門人たちが言い迫ったのを、「騒ぐな。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
その上からけし飛んだ珈琲器の一群が、左手の扉に跳ねかかって切るような悲鳴をあげた。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
それで、もしも和歌山が少しでも恩義を思ふ人間であれば差し入れの一つでもしても善いのであるが、自分は今堅気になつて居ると云ふ口実で、水田家の此度の不幸に就いては少しも顧み無いからけしからぬと云ふのが富田の云ひ分である。
— 死線を越えて 『死線を越えて』 青空文庫
しかもその猛烈なことといったら、例の手鞄は僕の両手からけしとんで、どこかへ行ってしまって、僕自身はいやというほど、壁に肩をぶつけたくらいだったよ。
— DAS EISENBAHNUNGLUCK 『鉄道事故』 青空文庫
いや、俺がこんなことを言うのは、だからけしからんと君を非難してるんじゃないぜ。
— 三好十郎 『炎の人――ゴッホ小伝――』 青空文庫
「素晴しいぞ、そら、殴れ」 傍からけしかけられるので、壮太得意絶頂だ。
— 山本周五郎 『謎の頸飾事件』 青空文庫
丸山勇仙が、妙な面で、それを横から眺めながら兵馬に向い、「宇津木君、かまわないから仏頂寺を斬ってしまい給え、ああしているところを」 傍からけしかけてみる。
— 流転の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
モード嬢はものすごく怒っており、メアリとミリアムがうしろからけしかけた理由はモード嬢の機嫌が非常に良かったからだ。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
作例 · 標準
美術の授業で、からけしを使って風景画を描いた。
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バーベキューの火起こしには、良質なからけしが欠かせない。
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冬の夜、暖炉にからけしをくべると、部屋全体がじんわり暖かくなった。
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このからけしは、火持ちが良いと評判だ。
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