幻辞.com

駐満

ちゅうまん
名詞
1
標準
文例 · 用例
――戸坂(一九三四・七) 三位一体の改組その他   一、三位一体の改組 満州国の傅儀執政が登極し給い、満州国が帝国となった時、駐満大使が設置されて、関東軍司令官が当分兼任することになった。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
無論当分駐満大使は関東軍司令官と同一人物である予定だから、前の理想案代案としてはまず結構かも知れない。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
そして駐満大使と云ってもただの外務省の大使などではない。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
なる程関東長官は関東州内に権限を制限されるべきで、関東州外の満鉄監督権や付属地行政警察権は当然駐満大使に帰するのは当然だが、その大使自身が外務省にぞくさなくてはならぬ。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
そうやって、軍司令官と駐満大使とからなる本当の一位一体(たとえ同一人物が兼任しても管轄が二重になる)が出来るが、それが最も妥当な案だ、と外務省は考える。
戸坂潤 社会時評 青空文庫
そこでおのずから外務省に対応する駐満大使領事館の検事と拓務省に対応する関東庁の警察官とが原地に於て対立するわけになったのである。
戸坂潤 社会時評 青空文庫