幻辞.com

長屋門

ながやもん
名詞
1
標準
文例 · 用例
長屋門のまえにある、せんだんの木に二、三|羽のシギが実を食いこぼしつつ、しきりにキイキイと鳴く。
伊藤左千夫 告げ人 青空文庫
そのほの暗い長屋門をくぐって、見知らぬ男がふたりいそいそとはいってくる。
伊藤左千夫 告げ人 青空文庫
――まだそんな門限の刻限ではないのに、さながら退屈男の乗り込んで行くのを看破りでもしたかのごとく、奥平屋敷の江戸詰藩士小屋を抱え込んだお長屋門が、ぴたりと閉じられてありましたので、乗りつけるや、怒髪して退屈男が呼び叫びました。
後の旗本退屈男 旗本退屈男 第三話 青空文庫
そこのお長屋門をへえりゃお小屋があるだろう。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
つづいて母親、同様にろうばいしているとみえて、たびはだしのままお長屋門の外へ追いかけてきたその目の前へ、莞爾と笑みながら名人が現われると、声もかけずに立ちふさがりました。
闇男 右門捕物帖 青空文庫
隣の主人の家族は長屋門の一|部に疊を敷いて假の住居を形づくつて居た。
長塚節 青空文庫
鉄門は早く鎖されるので、患者の出入する長屋門から這入って抜けるのである。
森鴎外 青空文庫
後にその頃の長屋門が取り払われたので、今|春木町から衝き当る処にある、あの新しい黒い門が出来たのである。
森鴎外 青空文庫
ウィキペディア

長屋門(ながやもん)は日本の伝統的な門形式の一つ。

出典: 長屋門 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0