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必要費

ひつようひ
名詞
1
標準
文例 · 用例
かくのごとくにして、食費のほか、さらに被服費、住居費、燃料費及びその他の雑費を算出し、それをもって一人前の生活必要費の最下限となし、これを根拠として貧乏線という一の線を描く。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
ここにあたかも貧乏線の真上に乗っている者というのは、その収入がまさに前回に述べたる生活必要費の最下限に相当しつつある者の謂である。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
従うてこれらの輩は、その収入の全部をばあげて肉体の健康を維持するの用途にのみあつるならば、かろうじて栄養不足に陥ることを免るれども、もしこれと異なり、少しにてもその収入をば肉体の健康を維持するの目的以外に費やすならば、それだけ食費その他の必要費に不足を生じ、その健康をそこのうことになるのである。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
しかしてこの目的に向かって努力精進するの生活、それがすなわちわれわれの理想的生活であって、またその目的のために役立ついっさいの消費はすなわち必要費であり、その目的のために直接にもまた間接にもなんら役立たざる消費はことごとくぜいたくである。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
思うに今の世の中には、かくのごとき意味の必要費を支弁するに足るだけの財産なり所得なりのないものはたくさんにある。
河上肇 貧乏物語 青空文庫
英国穀物の価格の主たる構成要素の一つは高い土地の地代であり、そのもう一つは、農業者がその農器具や馬匹や窓や施設の必要費やで支払う多数の消費税である。
AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 人口論 青空文庫
しかし吾々は、君らをしてある他の形において国家の将来の必要費に対する君らの十分な割当額を支払わしめる最も完全なる自由を保留する』と。
PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 経済学及び課税の諸原理 青空文庫
農地のすべての必要費のそれに比例する下落によって十分にかつ直ちに相殺されない所のあらゆる価格下落、土地に対する租税、農業資本に対するあらゆる租税、農業者の必要品に対するあらゆる租税は、計算に現われて来るであろう。
PRINCIPLES OF POLITICAL ECONOMY AND TAXATION 経済学及び課税の諸原理 青空文庫