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炉釜

ろがま
名詞
1
標準
文例 · 用例
私はもう、それで、すっかり安心して嬉しくなってしまい、座敷と座敷の境の閾のところに立ったまま、そこらを見廻すと、八骨の右手の壁に沿うて高い重ね箪笥を二|棹も置き並べ、向うの左手の一間の床の間にはちょっとした軸を掛けて、風炉釜などを置いている。
近松秋江 黒髪 青空文庫
真意を――そして信念をも――友に告げてしまうと、三成は、後を心すずしげに、静かに、隅へ立って、茶の風炉釜に向っていた。
吉川英治 大谷刑部 青空文庫