ジーグ
ジーグ
名詞
標準
gigue
文例 · 用例
英仏軍と独軍はマジノ、ジーグフリードの陣地線の突破はお互にほとんど不可能で、結局持久戦争になるものと常識的に信ぜられていた。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
あの人形は犯人にとると、それこそグンテル王の英雄(ニーベルンゲン譚中、グンテル王の代りに、ブルンヒルト女王と闘ったジーグフリートの事)なんでございますからね。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
君はこの事件に、ジーグフリードと頸椎――の関係があるとは思わないかね」「ジーグフリード※」これには、さすがの乙骨医師も唖然となってしまった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そうしてそれが、ジーグフリード+木の葉――の公式で表わされるのだがね」「なるほど」と熊城は皮肉に頷いて、「たぶんその木の葉と云うのが、ドン・キホーテなんだろうよ」 法水はいったんかすかに嘆息したが、なおも気魄を凝らして、神業のような伸子の失神に絶望的な抵抗を試みた。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
それを失神した人間の全身にわたって行うのだが、手の運動を司る第七第八|頸椎に当る部分だけを、ちょうどジーグフリードの木の葉のように残しておくのだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
しかし、これには、権力を代表する指環もなければ、法と虚喝の大神も、愛のジーグフリードも、また、英雄の霊を戦場からはこぶ戦女もいない。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
時とすると、|森の囁きが奏でられ、また、「怖れを知らぬジーグフリード」の導調につれて、うつくしい勇士の面影が、緑の野におどる陽のようにあらわされる。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
また、その下流低地にも、一つの城があって、そこには、ジーグフリードと呼ぶ抜群の勇士がいたのである。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
作例 · 標準
バロック音楽の組曲には、しばしば速いテンポの「ジーグ」が含まれている。
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彼は、舞踏会で演奏される軽快な「ジーグ」のメロディーを口ずさんだ。
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「ジーグ」のリズムは、聴いているだけで楽しくなるような躍動感がある。
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