追い腹
おいばら
名詞
標準
following one's master into death by committing ritual suicide (seppuku)
文例 · 用例
そして武家階級が起るようになり、主従道徳が強調さるるに随い、俗に『追い腹』と称してこれを行うた。
— 中山太郎 『本朝変態葬礼史』 青空文庫
三重県津の城主であった藤堂高虎が死んだ折に、十八名の家臣が追い腹を切り、その墳墓が主人の塋域を囲んで並んでいるのを見ると、誰か民俗の永遠性を想わぬ者はなかろうとさえ考えるのである。
— 中山太郎 『本朝変態葬礼史』 青空文庫
主君勝久に切腹をすすめながら、しかもその勝久以上、今日まで、千辛万苦、百折撓まず、対毛利家と抗争をしつづけて来た彼が――追い腹でも切るかと思いのほか、案に相違した行動に出たことである。
— 第五分冊 『新書太閤記』 青空文庫