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雑詠

ざつえい
名詞
1
標準
文例 · 用例
帰省篇月光荘雑詠月光荘は柳河瀬高町高椋公夫君邸の離家に我が名づけしものなり。
北原白秋 夢殿 青空文庫
病臥雑詠蛙とほく暗い風が吹きだした病めば寝ざめがちなる蛙の合唱五月の空をまうへに感じつつ寝床死にそこなつたが雑草の真実風は五月の寝床をふきぬける 五月三日五月の空は野は何ともいへない。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
……  (草津雑詠)もめやうたへや湯けむり湯けむりふいてあふれて湯烟の青さ澄む揉湯――時間湯。
種田山頭火 旅日記 青空文庫
……  澄太居雑詠よい酒でよい蛙でほんに久しぶり雨ふる古い古い石塔が青葉がくれに青葉をへだててお隣は味噌でも摺るらしい音柊のあを/\としておだやかなくらし朝の鏡の白い花のかげ蛙ひとしきりそれからまた降る   □海は曇つて何もない雨つんばくろよいつしよにゆかう 六月三日 晴。
昭和十三年 旅日記 青空文庫
その六十七 此年文化十年の秋に入つてから、集中に詩十二首があつて、其七首は「晩秋病中雑詠」である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
」「晩秋病中雑詠」七首の中、わたくしは此に其二を採録する。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「竹裏成村纔両隣」と云ひ、「隣是樵家兼仏寺」と云ふ、皆霞亭が書屋雑詠中の句である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
茶山の集に就いて原唱を求むるに、文化丙子の「秋月雑詠十二首」が即是で、蘭軒は其第二、第三、第六、第八に次韻したのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫